2007/09/28

大学生の理系科目

大学では後期が始まろうとしている。夏は研究も地道に進んだし発表した学会でもそこそこの反応が得られた。ゼロスタートから半年で、研究と教育の体制にもそこそこ慣れた。

リメディアル教育という用語が適切かどうかは分からないが、理系学部の大学へ進学したものの、未履修/未選択などの問題からか生物・物理・化学の知識を高校で身につけていない生徒が目立つ。

大学生に高校科目を教えるのは賛否あるだろうが、必要な知識をいまのタイミング(1年次の入学直後数ヶ月)で身につけてもらうのは不可欠である。左巻さんの一連の「新しい〜の教科書」をベースに、大学1年生の『治癒的』教育。よく効くことを願う。