2013/07/30

8/5セミナーご案内:高校における生徒の学習意欲向上の取組―共同研究「学習意欲を高める授業科目が教育成果全般に及ぼす影響とその評価」の成果として―

金沢大学 大学教育開発・支援センター
第15回FD研究会・第21回学生・学習支援研究会 合同開催

日時:2013年8月5日(月)16時30分~18時00分
場所:金沢大学角間キャンパス 総合教育1号館2階大会議室
報告者:松田淑子(福井大学教育地域科学部・教授)

趣旨:昨年8月28日、文部科学大臣より中央教育審議会に対し、「大学入学者選抜の改善をはじめとする高等学校教育と大学教育の円滑な接続と連携の強化のための方策について」が諮問され、これを受けて高大接続特別部会が設置され、審議が行われている。同日の「新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて~生涯学び続け、主体的に考える力を育成する大学へ~(答申)」において、大学それ自体の教育の質的転換のためには、高校教育との接続・連携がこれまで以上に求められるとの認識が示されたからである。  当センターでは、前年度まで5年間、科研費による助成を得ての研究、「学習意欲を高める授業科目が教育成果全般に及ぼす影響とその評価」(研究代表者:青野透)を行ってきた。その中で、高校教育における学習意欲を高める取組に優れたものがあることを学ぶことができた。今回の研究会では、研究分担者として「探究基礎」科目による京都市立堀川高等学校への訪問調査などをしていただいた松田淑子福井大学教授に、高校における先進的取り組みをご紹介いただく。なお、松田教授は既に、「『総合的な学習の時間』と高大接続」『週刊教育資料』1342号(2012年6月)などにおいて関連報告をご発表済みである。  生徒・学生主体の学びとそれに対する切れ目のない学習支援こそが学習意欲の持続につながると思われる。報告と質疑応答により、高校教育および大学教育にとっての望ましい高大接続について考察を深めたい。

2013/07/19

7/30セミナーご案内:語学に特化した「学生による授業評価アンケート」の集計結果

金沢大学 大学教育開発・支援センター、外国語教育研究センター 共催
第14回FD研究会

日時 : 7月30日(火)14:45~16:15
場所 : 金沢大学角間キャンパス・総合教育1号館(2F)会議室
タイトル: 語学に特化した「学生による授業評価アンケート」の集計結果
報告者: 小林 恵美子(外国語教育研究センター) 杉村 安幾子(外国語教育研究センター) 

要旨:
外国語教育研究センターでは、本学の教育の質の向上を目指すFD活動の一環として、語学に特化した「学生による授業評価アンケート」を平成24年後期に実施しました。本研究会では、英語科目と初習言語科目に分けて集計結果を報告します。その結果に基づき、学生の授業の受け止め方(意識)を把握し、今後の授業改善点、さらには改善を支援するために共通教育機構および大学が整備しなくてはならない教育環境や制度について議論したいと思います。